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私もキセキを倒します!【黒子のバスケ】

第6章 マジっすか…。


黄瀬「行かせないっスよ!」


今度は黄瀬君が来た。


なんだか懐かしいなぁと思うと、自然と口角が上がってしまう。


あの時よりも格段に強くなった黄瀬君だけど、彼みたいな人には特に私のドライブをカットすることはできない。







キュッ キュッ


黄瀬「追いつける!

っ!あっ!」


黄瀬君を抜かした後、マークを振り切った火神にパスし、火神がシュートを決めた。


真琴「よしっ!」


火神「ナイスパス!大野!」











黄瀬「くそっ!何でとれないんスか!
スピードは追いついてるのに!」


笠松「落ち着け、黄瀬。
あいつはきっと、あの小せぇ身長を上手く生かしてやがるんだ。
元々の並外れたドライブスピードとハンドリング技術に加えて、あの低身長。」


黄瀬「どゆことっスか?」


笠松「あの身長だと、ドリブルしてる時のボールの位置も必然的に普通より低くなるんだよ。
だから、あの速さに追いつけたとしても、お前みたいなデカい奴には奪われにくい。
自分でも意識して姿勢を低くしてるみたいだしな。

俺らの中で一番背が小せぇのは…くそっ…俺だが、俺でもあいつは小せぇと思うし、何よりもあのスピードに追いつけるかどうかが問題だ。
わっかんねぇ。」


黄瀬「…。」


笠松「どうした?」


黄瀬「なんかその説明、昔どっかで聞いたことあるような…。

いや、なんでもないっス。
きっと気のせいっス。」






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