第6章 マジっすか…。
私達は黄瀬君に連れられて体育館に着いた。
黄瀬「ここっス。」
だけど、
真琴「あれ?」
練習試合のために用意されていたのは片面だけだった。
唖然としていると海常の武内監督が来て、
武内「今日はこっちだけでやってもらえるかな。」
うわぁ~。
感じ悪いオジサンだな。
黄瀬君のことも出さないつもりらしい。
私達のこと完璧にナメてるじゃん。
こりゃあ、尚更勝たなきゃだ。
黄瀬「あの人ギャフンと言わせてくれれば、たぶんオレ出してもらえるし!
オレがワガママ言ってもいいスけど…。
オレを引きずり出すこともできないようじゃ、『キセキの世代』倒すとか言う資格もないしね。」
……。
黒子「アップはしといて下さい。
出番待つとかないんで…」
リコ「あのスイマセン。
調整とかそーゆーのはちょっとムリかと…」
黒&リ「「そんなヨユーはすぐなくなると思いますよ。」」
真琴「首洗って待ってろ!」
カチンときたので、一発ぶちかましておいたよ。
日向「オイ…大野…。
そんな台詞どこで覚えてきたんだよ…。」
真琴「え?昨日みたドラマでちょっと…。
使い方、合ってますよね?」
日向「まぁ合ってるけど…。
はぁ…。」