第6章 マジっすか…。
日向「おお~広~。
やっぱ運動部に力入れてるトコは違うねー。」
私達、誠凛高校バスケ部は今日、練習試合のため海常高校に来た。
火神は今日が楽しみすぎて、昨日全然寝れなかったらしい。
遠足前の小学生かっ!
私はちゃんと寝たからね!
黄瀬「どもッス。
今日は皆さんよろしくッス。
広いんで、お迎えにあがりました。」
来た。黄瀬涼太。
黄瀬「黒子っち~。
あんなアッサリ振るから、毎晩枕を濡らしてんスよ~。」
そんなこと無いでしょ…。
黄瀬「大野君もッスよ~。
オレがスカウトすんの滅多にないのに~。」
こっちにも話をふってきたので、苦笑いを返しておいた。
モデルは絶対に無理だよ…。
次に、火神を見ながら黄瀬は言った。
黄瀬「黒子っちにあそこまで言わせるキミには、ちょっと興味あるんス。
『キセキの世代』なんて呼び名に別にこだわりとかはないスけど、あんだけハッキリケンカうられちゃあね…。
オレもそこまで人間できてないんで、悪いけど本気でツブすっスよ。」
火神「ったりめーだ!」
早い…。まだ試合は始まってないのにもう火花が…。