第4章 俺もキセキを倒します!
リコ「フッフッフ。待っていたぞ!」
屋上では、カントクが待っていた。
真琴「待っていたぞ、って…。」
火神「アホなのか?」
黒子「決闘?」
火神「つーか忘れてたけど、月曜ってあと5分で朝礼じゃねーか!」
屋上から下を覗けば、生徒のほとんどが既に校庭に整列している。
早く提出して行かなきゃ遅刻しちゃう…。
火神「とっとと受けとれよ。」
リコ「その前に一つ言っとくことがあるわ。
去年、主将にカントクを頼まれた時約束したの。
全国目指してガチでバスケをやること!
もし覚悟がなければ、同好会もあるからそっちへどうぞ!」
火神「…は?そんなん…」
真琴「同好会に行くわけが…」
リコ「アンタらが強いのは知ってるわ。
けど、それより大切なことを確認したいの。
どんだけ練習を真面目にやっても、『いつか』だの『できれば』だのじゃいつまでも弱小だからね。
具体的かつ高い目標と、それを必ず達成しようとする意志が欲しいの。
んで今!ここから!!
学年とクラス!名前!
今年の目標を宣言してもらいます!
さらに、できなかった時はここから今度は全裸で好きな子に告ってもらいます!」
「え゛え~!!?」
火神「…は?」
真琴「マジ…?」