第4章 俺もキセキを倒します!
今年の目標かぁ…。
何て言おうかな…。
リコ「さっきも言ったけど、具体的で相当の高さのハードルでね!
『一回線突破』とか『がんばる』とかはやり直し!」
他の皆、どうしようか悩んでるみたい。
まぁこんな大勢の前で言うのは普通は恥ずかしいんだろうね~。
私は結構慣れてたりするからね。
さて、言うことも決まったことだし、トップバッター行きますか!
そして一歩踏み出した時、
火神「ハァ~。
ヨユーじゃねーか。
テストにもなんねー。」
スッと火神が私の横を通って、リコ先輩の横も通りすぎて、柵の上に飛び乗った。
うわ!先越された!
っていうか、あんなとこ乗ったら危ないって!
火神「1-B 5番!火神大我!!
『キセキの世代』を倒して日本一になる!」
下に並んでいる生徒達がざわざわし始めた。
これ、後で問題になったりしないのかなぁ…(汗)
リコ「さ、次の人!」
真琴「じゃあ俺が行きます。」
私は柵の前に立った。
流石に、さっきの火神みたいに上に立つのは怖いからやめとく…。
そして、
真琴「1-B!大野真琴!
誰よりも強くなって、俺もキセキを倒します!」
私の、俺の、一番の目標を叫んだ。