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私もキセキを倒します!【黒子のバスケ】

第4章 俺もキセキを倒します!


真琴「え、どういうこと?」


黒子がこの質問をしてくることは想定内だったので、慌てずに落ち着いて答える。


黒子「藍原真琴さんは、僕が二年前に会った女性です。
その方と大野君はとても似ている点がたくさんあるんです。」


真琴「ちょっと待ってよ。
俺は男だよ?」


冗談でしょ、とでも言うように笑いながら黒子が言ったことを否定する。


黒子「そうなんです。
だから僕はずっと半信半疑の状態のままでした。

でも今日の試合でのプレイを見てほぼ確信しました。
あのドライブの速さ、身長は高くないのにダンクができるあのジャンプ力…。」


練習中はあんまり本気出さなかったからバレなかったけど、今日はなんか調子に乗って本気出しちゃったからな…。


黒子「あと、自分で言うのはアレなんですが、僕のあのパスを初めて見て驚かなかった人はいません。
僕がさっきの試合で初めてあのパスをした時、大野君だけが普通に対応できていました。」


真琴「あー…。」


そういえばそうだったなぁ…。








黒子「それに…。」


真琴「それに?」




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