第4章 俺もキセキを倒します!
キュッ
「火神に三人!?」
「ボールを持ってなくても二人…。
ボールに触れさせもしない気だ!」
ふふふ…。火神が満足に動けないから、皆苦戦してるなぁ。
私はあんまり助けてあげないよ。
みるみるうちに点をとられ続け、気がつくともう15対31。
「やっぱり強い…。」
「てゆーか、勝てるわけなかったし…。
もういいよ…。」
皆が段々と諦めムードになってきた時、
火神「もういいって…
なんだよそれ、オイ!!」
火神がブチ切れて、胸倉をつかみあげた。
ここまで傍観を突き通してきた私も、さすがにこれはヤバいと思い、火神を止めようと向かう。
が、
コンッ
黒子「落ち着いてください。」
どこからか現われた黒子に、膝かっくんされていた。
突然の黒子の行動に驚く皆と、余計に機嫌を悪くした火神…。
火神「何すんだ、オイ!!」
「やめろ火神!」
「落ち着け!おい、お前も何か言えよ!」
黒子「…。」
火神「コラァァァ!」
「なんかモメてんぞ。」
「黒子か…。
そーいやいたな~。」
先輩、私も忘れてました汗