第4章 俺もキセキを倒します!
火神「うっせーよ…。」
真琴「あ、ごめん。つい…。」
大騒ぎしていた心を落ち着かせ、もう一度、黒子テツヤを見る。
うん。どっからどう見ても黒子テツヤだ…。
黒子「大野君、初めまして。
黒子テツヤといいます。」
真琴「あ、はぁ、どうも。
初めまして…。」
私の事、気づかないよね…?
っていうか、この人とは二年前に会ったきりなんだから、覚えてるわけないよね…?
火神「俺は帰るぞ。」
火神が帰ろうとしたのだが、それを黒子が呼び止めた。
黒子「あの…。」
火神「あーもういいよ。
弱ぇ奴に興味はねーよ。」
真琴「え、火神、黒子と1on1やってたのか?」
火神「まーな。」
黒子は確かパス以外は全然ダメだったんだよね。
じゃあ火神に勝てないのは当たり前か…。
でも、これをこの場で言うのはやめとこう。
なんで知ってるんだよ!ってなりそうだもん。