第3章 キセキの世代…?
私も軽く挨拶をし、赤司家との挨拶は終わった。
他の家との挨拶も全て終わった頃、私は家族から少し離れ、ケーキがずらりと並んでいるテーブルの前でそれを見つめていた。
「甘い物が好きなのかい?」
真琴「はい、大好きでs…えぇ!」
突然隣から声が聞こえたので振り返ると同時に返事をしたのだが、
真琴「赤司さん…。」
なんと、さっき話していた赤司征十郎だった。
周りには誰もおらず、彼も今は一人のようで、少しホッとした。
彼のお父さんがいたら、緊張しすぎて何するかわかんないもん。
赤司「赤司さんだなんてやめてくれ。
同い年なんだから普通に話そう。」
真琴「あ、はい…じゃなくて、うん。
じゃあ、赤司君で…。」