第3章 キセキの世代…?
東京、某ホテルのパーティー会場前
真琴「はぁ…。」
何度も言うけど、憂鬱だ…。
これから色んな人に挨拶して回らなきゃならないんだよね…。
翔太「そんな溜息つくなって。
俺に任せとけば大丈夫だから。」
隣から声をかけてきたのは、私のお兄ちゃん。
藍原翔太(ショウタ)。
藍原家の次期後継者である。
私と同じ藍色の髪をしていて、妹から見てもイケメンの顔…。
うん、スーツがとても似合ってますね。
真琴「お兄ちゃん、よろしく…。」
私とお兄ちゃんはパーティー会場へと入っていく。
両親は既に中にいるそうだ。