第8章 ナメないでくれない?
するともう一人、秀徳の人が現れて言う。
「誠凛さんでしょ?
てか、そのセンパイから何も聞いてねーの?」
その人が言うには、去年の先輩たちは三大王者にトリプルスコアで大敗したらしい。
そのことを初めて聞いた私たちは言葉を失う。
黒「落ちましたよ。」
緑間が落とした可愛いクマのぬいぐるみを黒子が拾う。
黒「過去の結果でできるのは予想までです。
勝負はやってみなければわからないと思います。」
睨みあった二人…。
その間に入ったのは先程の男、高尾和成だ。
いきなり黒子と肩を組んで言う。
高「いやー!言うね!
あれっしょ?キミ、真ちゃんの同中っしょ?
きにすんなよ。アイツ、ツンデレだから!
ホントは超注目してんだぜ~⁉」
チャラい…。
黄瀬君とはまた違うチャラさだ…。