第2章 【繋がり】
床に落ちるストラップ
そして踏む天人
○○「……」
天人「いい気味だぜ(黒笑」
○○「…ぃ……
許せないッ!!」
“殺してやる”
江戸の警察が思うことではないが
殺意が芽生える
○○「うおぉおぉおぉお!!」
力ずくで縄を解く
刀を構え
ブシャァアァアァ
天人「グフッ……それでこそ、攘夷浪士だっ…」
○○「私はもう攘夷浪士じゃない、真選組だ
息の根、ちゃんと止めないとね」
グサッ
動かない天人を見下ろす
○○「うッ、脇腹痛い…」
倒れこんだ
すると部屋の外から
光が差した
土方「○○ッ!!」
優しい手が肩を支える
○○「土方さん……
ごめんなさい…ッ」
土方さんにも自分の仕事があるのに…
壊れたストラップを拾い
土方「…辛かったな」
土方「……壊れたストラップくれねェか?」
○○「え…?」
意外な発言に驚く
土方「接着剤で直るだろう…
代わりに俺のやる」
土方さんは携帯を取り出し
ストラップを取った
○○「ぃ、いいんですか!?」
土方「あぁ。」
早速付けると
○○「私の携帯なのに土方十四郎って…カッコイイですね///」
土方「そうか?(笑)
これで、もっと身近に感じるだろ?」
○○「ぇ////」
土方「ぁ…
今のセリフ無しなッ!////」
○○「も~土方さんたらっ!
惚れちゃいますよ☆」