第13章 集結プロファイル
今は昼休み中なので特別ミッションをする気はないが、帰ったらしようと思いそのままログアウトしようとした。
「なんだよ歌川。やらねーの?もったいねー!どうせ次は古典なんだし、サボろうぜ。」
「サボるのはいいけど、これやるの?長くなりそうだけどな…。」
「長くなったらその分サボればいいだけ!!怒られんのも一緒ならいいだろ?」
と言って、ウィンクをする山吹。
(これだからイケメンはズルいよな…。)
「…まぁ、いいよ。」
「なら早速ミッションにダーイブ!!!!」
ー…ピタンッ
山吹が勝手に特別ミッションを開始するに、YESのボタンをタッチした。
「あ、ちょっとまっt…」
「え…、歌川…?」
その廊下から、俺の姿が跡形もなく消えた。