第1章 affettuoso(アフェットゥオーゾ)
益々下半身へと熱が集中するのを感じる。
触れた唇や指先から、俺も君を感じて、こんなにもドキドキしてるんだ。
恥しいのか脚を閉じようとしてる君がそう出来無いようにって、脚の間に自らの脚を割りこませる。
「あっ!」
「へへっ、ダメだよ。ちゃんと俺の事感じてくれないと…ね?」
照れ隠しに悪戯に笑った俺は、そのまま下着越しに秘部へと触れる。
下着越しに肉芽に触れると。
「あっ…イヤっ!」
って、いつもとは違う君の声にドキッとしたんだ。
いつも一緒に居て。
君の事は何でも知ってる気になってたけど。
まだまだ俺の知らない君が居るんだ。
ねぇ、。
もっと色んな君を見せて。
大好きな君の事、もっともっと知りたいから。
下着をずらして指で直にそこに触れると。
「あぁぁんっ!…あっ」
より一層艶やかな声が上がる。
自分のその声に驚いたような顔をした君が、両手で唇を覆ってしまう。
ヒドく恥ずかしそうな真っ赤な顔で瞳を潤ませて。
そんな仕草と表情は、そのまま下半身への鋭い刺激となる。
その刺激と熱に急かされるようにスルリと指をナカへと挿れる。
わっ、熱い。
その熱に既に充分過ぎる程上がっていたハズの俺の体温が更に上昇したように感じたんだ。