ときめきメモリアルGirl's Side【佐伯瑛】裏
第1章 夢の隣に
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「瑛くん…」
シャツのボタンを外し終え、今度はブラのホックを外す。
露になったおまえの胸にキスをした。
「…んっ、瑛くん。…恥ずかしい…」
潤んだおまえの瞳が俺を煽る。
まだ誰も触れていないおまえの体に、触れられるのはきっと俺だけ。
そしてこれからも、それは俺だけの特権であって欲しいとまで思う。
おまえの今だけじゃなく、過去も…そして未来までも俺のものにしたいなんて。
おまえが知ったらまた言うだろ?
「瑛くんって意外とヤキモチ妬きなんだ」って。
けどさ、。
それ、少しだけ違うんだよ。
俺は意外とじゃなく、相当ヤキモチ妬きだから。
「恥ずかしくない。だって、おまえ、俺の胸も見ただろ?」
クスクスと笑って言った俺の息に、おまえの体がピクリと応える。
「ん?どうした?」
「…どうも…しない」
息で身じろいだ事が恥ずかしいのか、俺の問いをはぐらかす。
既に硬くなっている胸の突起を手のひらで転がして、もう一方を口に含む。
舌で転がしながら手のひらの突起に軽く爪を立てると、甘い鳴き声がもれる。
普段の声とは違うそれが、確実に俺の下半身を刺激する。
ゆっくり優しく、おまえが怖くないようにって、頭ではしっかり解ってるのに。