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【黒子のバスケ】【銀魂】ごちゃ混ぜ短編集
第2章 【銀魂】偽りの華
無事退院した棗は、土方と水族館に来ていた。
「土方さん見て!ペンギンがいますよ!」
はしゃぐ棗に、土方は複雑そうな笑みを浮かべた。
「無理にとは言わねぇが、前みたいに十四郎ってよんでくれねーか…?」
棗は戸惑いながらも、小さな声でつぶやいた。
「と…十四郎…さん?」
その瞬間、棗は土方に抱きすくめられた。
「十四郎さん⁉」
驚く棗の肩に顔をうずめたまま、土方は苦しそうに言った。
「一分でいい。このままでいてくれ」
「はい…」
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