• テキストサイズ

【黒子のバスケ】【銀魂】ごちゃ混ぜ短編集

第2章 【銀魂】偽りの華


「事件って…?」



「ああ、由良さんは記憶がないんでしたね。貴方は事件に巻き込まれて、この病院に運ばれて来たんです」



「事件…?」



棗が不安気につぶやくと、看護婦は少し考え込んでからこう言った。



「はい、なんでも斬り合いに巻き込まれたとか…」



その言葉を裏付けるかのように、棗の上半身には包帯が巻かれていた。



おそらく包帯の下は刀傷なんだろう。



「詳しいことは分かっていないみたいなんですが…」



そこで一旦言葉を切ってから、看護婦は続けた。



「それを見れば何か思い出すかもしれませんよ」



看護婦の目線の先には、さっき手渡された棗の持ち物があった。
/ 42ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp