• テキストサイズ

【黒子のバスケ】【銀魂】ごちゃ混ぜ短編集

第1章 【黒子のバスケ】夏色花火


「うーん…まあいいわ!」



リコの了承を得ると、伊月は棗の肩を抱いたまま、歩き出した。



棗も、伊月につられて一歩前に踏み出そうとする。



その腕を、黒子が掴んだ。



「黒子くん…?」



棗が驚いていると、黒子ははっきりと言った。



「棗さん、僕とまわりませんか?」



真剣な表情の黒子に、胸が鳴った。



「黒子は棗ちゃんのことどう思ってるの?」



伊月が黒子に向かって問いかけた。



「好きですよ」



黒子がそう言うと、伊月の棗を掴む腕が緩んだ。



その隙に、黒子が棗を連れて走りだした。
/ 42ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp