第2章 『出会い』
ジージージー
ジジジジジジジジ‼︎‼︎
「ぅ、うるさいなぁ」
ピッ
「ほぁ〜、よく寝たや!
………、ん?ん!?!?うわっ!!
もう10時過ぎてる!」
私は物凄いスピードで布団から跳び起きた。
そこからはドタバタと猛スピードで準備をしていき、再び時計をチエックすると、
「ゲ!ヤッバ!!11時前になってる!!早く大学行かなきゃ!」
急いで向かったが着いた頃には既に昼になっていた。
私はもう授業も終わってるだろうと思って金木と永近を捜して食堂に向かった。
「あ、いた!」
私は窓かわの日当たりのいい席に座っている2人を見つけ近づいていった。
「あ、やっと来たのかよ!遅えよ今更来ても!今日午前しかねぇのによー」
「ゴメンゴメン。寝坊、しちゃってさー」
「体調悪いの?大丈夫?」
「大丈夫だよ〜!ちょっと夜更かしし過ぎただけだから!」
「夜更かしして寝坊って小学生かよ!」
「まーうん。そうだねぇ…
あ、でも大丈夫じゃないこともあるや。今週3回目だからこのまま続いたら単位がヤバイ」
私はあはは…と笑って誤魔化した。
「イヤ、それダメだろ!起きろよ!寝坊の習慣なんかつけんなよ!」
「そんなに言わないでよ〜!私だってわかってるからさ〜
次はちゃんと起きて見せる」
私はキランとキメ顔で言った。