第7章 改めまして
モル 「モルジアナです。えっと…ファナリスです。至らないことがあると思いますが、よろしくお願いします。」
ミグ 『よろしくな、モルジアナ。』
律儀にお辞儀までするモルジアナ。この3人の中で一番礼儀正しいと思う。←
シン 「次は俺だな!」
ミグ 『もう知ってるからいいぜ?』
シン 「俺は七海の覇王、シンドバットだ!!」
ミグ 『無視かよ…。』
そこから5分ぐらい立派に演説していたが、さすがにシンドバットのことだ、有名だし、俺もよく耳にしていた。
ようするに聞いているふりだけして、自分は何を言おうか考えていた。←←
シン 「次に、俺の部下を紹介するぞ!」
やっとまともになってきた。
シン 「まずはジャーファルだ普段は政務官をしているが、こう見えて、特殊な暗殺術の名手でもあるんだ!」
ジャ 「よろしくお願いします。」
ミグ 『なるほど…。それであの殺気か…。((ボソッ』
シン 「何か言ったか?」
ミグ 『なんでもない。よろしくな。』