第6章 日差しと想い
ミグ 『100%信じるってことはねえんだな。』
そこまで信じられないというよりは…。
主の為に信じてねえって感じだな。
ジャ 「シンがあなたに警戒をしない分、私があなたに警戒をしなくてはいけませんからね。」
信頼関係があるからこその言葉…だな。
ミグ 『…そうだな。まあ、この国に危害を加えてしまう前に俺はここを去る。それだけは信じてほしい』
ジャ 「(危害を加える前・・?危害を加えてしまうようなことあるってことか…?まあいい。)分かりました。」
ミグ 『ありがとな。』
フードは外せねえが、少し笑いながら…眼を見ながら礼を言った。
本当にここはあったかいな。
自分がいかに冷めてるかが…いやになるほどわかるぜ。
ジャ 「!!…。で…では、そろそろ朝食をどうぞ?//」
ミグ 『?あ~…。そうだな、もらうよ』
なぜかジャーファルの顔が赤くなってた。
はやり病か!?
昨日のアラジンといい、シンといい…なんなんだ…?