第5章 昔話
さっきからドアの前に人がいるのは知ってた。
ルフからしてシンドバッドだってこともすぐわかったよ。
ミグ 『なにしてんだ?シンドバッド?((黒笑』
シン 「いや…。君に聞きたいことがあったから、部屋の前に来たら、話し声が聞こえてね!話を止めるわけにもいかんと思って『聞いてたのか?』ハイ…。」
っていうか、一国の王でもあるやつが盗み聞きって…。
きもいな。←
ミグ 『どこから聞いてた?』
シン 「君が自分の身の上を話すちょっと前から…。」
ほぼ最初からじゃねーか。
ミグ 『…。ハァ、まあいいか。この方がいろいろ都合がいいんだろうし。シンドバッドが聞きたいことっていうのもどうせ…。ルフのことだろ?』
シン 「ああ。まあ、もう解決したけどな!(笑)」
ミグ 『盗み聞きしたおかげでな!((黒笑』
ま、勝手に聞かれたことには腹が立つけど
ミグ 『とりあえず、二人ともだがこのことは誰にも話さないでくれるか?』
アラ 「もちろんさ!君の頼みならね。((ニコッ」
シン 「もちろん、俺もな。」