第5章 昔話
アラジンside
ミグラ君が本当はサリナさんで、アリババ君の妹さんで、バルバッド王国の第一王女で、でもそのことはあまりみんなはしらなくって、迷宮攻略者で…。
うーん…。
よくわからなくなってきてしまったよ。
ミグ 『大丈夫か?アラジン』
アラ 「えーっと…。つまり君は本当はアリババ君の妹なんだけど、そのことはあまり知られてなくて、迷宮攻略者で、アル・サーメンに目を付けられてしまってて…。」
ミグ 『ややこしくてすまないな』
申し訳なさそうに笑うミg・・・いや、サリナさん
アラ 「ううん、そんなことはないさ。確かに難しかったけれど、僕は君のことが知れてよかったよ!それにしても…。」
ミグ 『?なんだ?』
アラ 「君がアリババ君の妹だったってことには本当に驚いたよ!」
アリババ君からはそんなこと、聞いたことなかったからねぇ…。
ミグ 『そりゃそうだろうな。アリババは俺の正体はもちろん、妹の存在すら知らないからな。』