第5章 昔話
少女が少年を見守って数年がたった頃だったかな…?
とある事件が起きた。
城に賊が侵入したのさ。
この話はきっとアリババから聞いただろ?
王は死に、城は燃え、第3王子アリババ・サルージャは姿を消した。
その事件の後片付けをして、
それからまた数年後…。
俺は旅に出た。
元から俺の存在を知ってる人って少なかったからね。
難なく城を出れてよかったよ((苦笑
そして、俺は2つの迷宮を攻略した。
それがこの剣に宿るジンだ。
俺はそういい、アラジンに剣を見せる
青い柄に、赤い紐が柄の下の方についている双剣
≪アクエリアス≫
赤い柄に、金色の楕円状の宝石がついている聖剣
≪ホウオウ≫
どちらも先王から授かった最後の遺品。
迷宮をクリアしつつもいろいろな国を転々と歩きまわる日々。
そこで奴らと出会った。
君たちの敵でもある、アル・サーメンと。
ちょっと目を付けられちゃってね
やつらと会っちゃったら、それだけで狙われる。
そうして俺は男になりきり、アイツらから逃げていた。
その中で…俺はとうとうしくじった。