第2章 出会いは運命(さだめ)
シン 「それは大変だ!!早く向かおう!」
ジャ 「もし、敵国のものでしたらどういたしますか?」
シン 「その時はその時だ!((キリッ」
ジャ 「ホントにあなたって人は…。」
結局、一緒に来るのは「あまり大人数で行っても困ってしま
うだろ??」というシンドバッドおじさんの一言で
おじさんとジャーファルお兄さんだけになった。
それにしても…。あの人のことがとっても気になる。
ルフのこともあるし…。それにあの人…。
なんてことを考えている間に医務室の前についた。
中にはとても心配そうな顔をしたアリババ君とモルさん、
そして治療を終えたらしいお医者さんがいた。
シン 「容体は?」
医者 「悪くはありません。ですが、きずの一つ一つが深く…。完治するのにはしばらくかかるかと。」
シン 「そうか…。」
アリ 「あの!シンドバッドさん!!」
アリババ君は何かを決めたかのような顔をして
おじさんに話しかけた。
でも、その話をする前におじさんが