第1章 入学式
『しーんたろっ!』
いつの間にか俺の後ろに居たちゃんが、ピョコッっと顔を出して緑間に話しかけた。
てか、今の可愛いすぎだろ! なに、『ピョコッ』って!
ちゃん、良く見たら可愛いよな。小さくってさ、ふわふわしてて、守ってあげたくなっちゃう感じ?
緑間
「……っ! …か?」
緑間は、ちょっと間ちゃんを凝視してたけど、ハッとしたように目を見開いて、驚いていた。
高尾
(驚いてる顔もおもしれぇ!!)
『うん! そだよ!』
緑間
「お前、その目はどうしたのだよ。」
『あぁ、これ? 流石に高校生になる訳だし、あのままじゃダメかなっと思って。』
高尾
「ん? 目がどうかしたの?」
緑間
「お前には関係ないのだよ。」
高尾
「ちょ、真ちゃんひでぇ!ww」
緑間
「な!? 真ちゃんとは何なのだよ!?」