第5章 この気持ちは一体…?
高尾
「あれ、どったの? 真ちゃん。」
緑間
「、俺にまでメールを送ってどうする。」
『あ、ごめんね。皆に一斉送信送ろうとしたら、つい真太郎にも送っちゃったの。』
ちゃんは、ごめんね。と言ってウィンクをした。
ドキッ。俺の胸が、そんな音を立てた気がした。
『あ、そんな事よりさ、今日家の片付け誰か手伝ってくれない?』
そう言えばちゃんは最近引っ越してきたんだよな。
て事は部屋もまだ片付いてないってわけだ。
緑間
「どれよりって、なんなのだよ。…俺は今日無理だ。用事がある。」
『そっかぁ…じゃあ、和成は?』
そう言ってちゃんは犬みたいな瞳で俺を見上げてきた。
何だよその顔! そんな顔されたら断れねぇって!
まぁ、別に今日は用事とかねぇし、いっか!
高尾
「今日は特に用事もねぇし、良いよ!」
『本当? 良かった!』
こうして俺はちゃんの家の片付けを手伝いにいく事になった。