第5章 この気持ちは一体…?
高尾
「へー意外と中広いね。」
『和成もそう思う? 確かに広いよね。』
ちゃん家は、まさかの一軒家。
そこまで大きいって訳じゃないかもしれないけど、女の子一人で住むには広すぎる。
『こうも広いと、掃除とか大変だなぁ…』
はぁ。と溜息をつくちゃん。
本当、大変そうだなぁ…
高尾
「なんなら俺が掃除にでもしに来てやろうか?w」
冗談半分で言ったものの、その半分は本気だったりして。
『いや、良いよ。流石にそこまで迷惑かけられないし…今日だって無理言って来てもらったようなもんだし…』
高尾
「じゃあ、連絡先交換しよ。」
『え? あ、確かに、連絡先交換してなかったね。』
高尾
「何かあったら連絡してよ。すぐに駆けつけるからさ!」
そう言うとちゃんは『ありがとう』と言って笑った。