第3章 過去
高尾
「そうだったんだ…」
『今では聞いただけでも覚える事が出来るんだ!』
高尾
「へぇ~」
緑間
「そう言えば。赤司は、お前が秀徳に入った事を知っているのか?」
『ううん。まだ言ってないんだ…』
緑間
「…そうか。」
『大丈夫だよ。また皆に連絡しておくから。』
緑間
「あぁ。」
その後、話を終えた俺達は店を出て、そのまま別れた。
緑間
(赤司はが秀徳を志望していた事は知らなかったのだろうか…。
あの二人は良く話をする仲だった。…いや、赤司が変わってからは話をしているところを見ていない。と、すると赤司は知らないのか…?)
緑間
「だとしても、アイツは絶対に知りたがる筈だ。」
何故なら、赤司はの事を…