第3章 過去
『征くんは、12月20日の射手座!』
赤司
「あぁ。そうだ。」
青峰
「すげぇ…マジで当てやがった…」
赤司
「もしかしたらは、記憶するのに長けているのかもね。」
青峰
『記憶…?』
赤司
「そうだ。見たものを頭のなかで瞬時に記憶する事が出来るんだ。正確にね。
一度記憶したものは、忘れない事の方が多いんじゃないのか?」
『え、うん……凄い。良く分かったね征くん。』
赤司
「君の事は良く見てるからね。」
『ふふっありがとう。』
青峰
「……」
それから、の能力はバスケ部にも大きな影響を与え始めた。
赤司が何か手を加えたのだと思うが、それでもの存在は俺達にとって支えにもなっていた。