第3章 過去
赤司
「どうやって覚えた。」
『別に…来た道を行ったまでだよ。』
青峰
「マジかよ…」
赤司
「そうか。…なら、今ここで俺達の生年月日と星座、全て言えるか?」
青峰
「あ? 赤司、お前なに言ってんだよ。そんなの言えるわけ」
『言えるよ! みーんな覚えてる!』
青峰
「は!? マジかよ!?」
『うん!』
赤司
「なら、言ってみろ。」
『良いよ~! じゃあ、まずは大輝から!』
青峰
「お、おぅ…」
『大輝は…8月31日の乙女座!』
青峰
「おお! 当ってんじゃねーか!」
『ふふん♪ じゃあ次はさつきね。さつきは…』
は次々に当てていった。俺のもしっかり当てられていたのだよ。