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High School

第13章 Class8.三宅君の秘密の計画( ̄b ̄)の巻


そしてテスト期間が終わり、気になる順位が発表された。

「ケンケンどうだった?」
「30番どころか100番以内にも入ってなかった。」
健は今にも泣きそうな顔をしている。
「だから甘いって言ったじゃん。」

そんな健を見て、きょうこは休み時間に健を呼び出した。

「いいよ。」
「え?」
「お正月の温泉旅行。行こう。」
「え?だっておれ、約束守れなかったのに。」
「でも健チャン、一生懸命頑張ったでしょ?だから、そのご褒美。」
「いいの?」
「うん。」
きょうこはそっと頷く。
「ありがとう!」
健は嬉しくなってきょうこを抱き締めた。
きょうこは珍しく素直に健の背中に腕をまわした。
「冬休み、楽しみだね!」
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