第13章 Class８．三宅君の秘密の計画(￣b￣)の巻

ﾃｽﾄが終わるとさやかが何か言いたげにももこ達の元へやって来た。
｢あの、お願いがあるんだけど…｣
｢どうしたの？さやか。｣
｢私も参加したいんだけど。ｸﾘｽﾏｽﾊﾟｰﾃｨｰ…｣
｢え？だってさやかには大学生でｻｰﾌｧｰの彼がいるでしょ？今年も二人で過ごすんじゃないの？｣
｢別れたの。｣
｢えっ!?｣
｢ついこの間。｣
｢どうして!?｣
｢彼、海外行くんだって。本格的にｻｰﾌｨﾝやりたいんだって。でも私まだ高校生だし、まだまだ将来があるし、ついて来いとも待ってろとも言えないって。そんな無責任なこと言えないって…｣
｢そんな…｣
｢二人で決めたことだから。｣
｢そうだったんだ。｣
｢だからｸﾘｽﾏｽ一人なの。こんな気持ちで一人で過ごすのは辛いから、私も混ぜてほしいな。｣
｢もちろん！全然OKだよ！ね、イノッチ？｣
｢あったりめぇよ！｣
｢もっと早く言ってくれればよかったのに。｣
｢ありがとう。｣
｢じゃあ、剛くん用の女子は探さなくていいか。｣
｢え！それとこれとは…｣
｢じゃあﾊﾟｰﾃｨｰはこの10人で決まりだね！｣
｢シカトすんなよ！｣
｢ﾃｽﾄあと２日！早く終われ～！｣