第13章 Class8.三宅君の秘密の計画( ̄b ̄)の巻
「センパイんちOKだってさ!」
次の日の朝、ももこは早速仲間に報告。
「本当!?やった~!」
「ちゃんと皆からもお礼言ってね!」
「わかってるよぅ。」
「ごおちゃん、わかった?」
「へーへー。」
「じゃあ参加メンバーは、センパイとももち、あたしと健チャン、イノッチとゆきちゃん、剛くんに、岡田くん。」
「准くんはなちゃんも誘うでしょ?」
「いいの?」
「もちろん!」
「ちょっと待って!それじゃあ剛以外余っちゃうよ!あと皆カップルってちょー残酷…」
「剛くんにはあたしが女の子調達してくるから!」
「てかごおちゃんなら頼めばいくらでも付き合ってくれるでしょ。」
「そーそー。あの学祭で肝試しペアになった先輩とかさ。」
「ふざっけんなよ!呼んだらぶっ殺すぞ!」
「ちゃんと可愛いコ探すから。」
「別にいいよ~。」
「へ?珍しいな~剛が女に食い付かないなんて。てか最近オマエなんか変だぞ!」
「『ももこももこ』言わなくなったしね。」
「はっは~ん。ひょっとして、コレ、できたのか?」
そう言って快彦がイタズラ笑顔で小指を立てる。
「そうなの?」
「ちっげ~よ!んなわけねぇだろ!」
「怪しい。」
「何もねぇって!」
剛はそう言って机に突っ伏してしまった。
「テスト始めるぞ~!座れ~!」
とりあえずテスト2日目に取り掛かる一行であった。