• テキストサイズ

High School

第13章 Class8.三宅君の秘密の計画( ̄b ̄)の巻


いつものカフェでランチをすることにした博とももこ。

「テストどうだった?」
「まあまあかな。センパイは?」
「まあまあかな。」
「フフっ!」
「あ、そうだ!ももちゃん24日って予定ある?」
「24日?」
「クリスマスイヴ。うち来ない?」
「あ、えと…」
「お父さんダメって言うかな?」
「お父さんは多分仕事遅いから平気なんだけど…」
「何かあるの?」
「きょうこ達とパーティーやろうってことになってて。」
「え?」
「きょうことは毎年イヴは一緒に過ごすって約束だったから、断れなくて。」
「でも、きょうこちゃんも三宅くんと付き合ってるんじゃ?」
「だから皆でやろうって。センパイも誘ってって言われたんですけど、ダメですか?」
「いや、ダメじゃないけど……やっぱ初めてのイヴは二人きりがよかったな。」
「そうですよね。じゃあ、やっぱり断って…」
「うそうそ!言ってみただけ。もちろんいいよ!」
博はそう言ってももこに笑顔を向けた。
「ありがとうございます。」
「二人で過ごしたいってのは本当だけどね。ちょっとももちゃんの困った顔が見てみたくて。」
「センパイっ!」
「ハハハハッ!」
「でも、あたしもセンパイと二人がよかったです…」ちょっと恥ずかしそうに俯くももこを見て、博は理性の糸が切れそうになった。
/ 146ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp