第13章 Class8.三宅君の秘密の計画( ̄b ̄)の巻
次の日の休み時間。
珍しく2人きりになったのは健とももこ。
こっそり昨日の話を健にする。
「いや~、尊敬しちゃうなぁ。」
「何が?」
「よくガマンできるよね、爽やか副会長。」
「えっ?」
「おれだったら絶対無理矢理押し倒しちゃうなぁ。」
「ケンケン理性なさそうだもんね。」
「男ってのはそんなもんさ。爽やか副会長もそーとーガマンしてると思うよ。」
「そ、そうなの!?」
「それにしても、羨ましいよ。好きな時にイチャイチャできて。」
「ケンケンだって、きょうことすればいいじゃん。」
「きょうちゃんそういうの嫌がるから。それにおれ達には2人きりになれる場所がなかなかないし。」
「お互い実家だもんね。」
「人気のないところでしようとしてももし誰か来たらイヤだからってキスさせてくれないんだ。」
「どれくらいしてないの?」
「え?付き合う前におれが教室でして以来。」
「えっ!?あの時以来!?じゃあ付き合ってからは1回もしてないってこと!?」
健は膨れて頷いた。
「もう3ヶ月位経つじゃん!」
「ももちなんとかしてくれよぉ~!おれもっとキスがしたいんだよぉ~!」
「う~ん…」
「きょうちゃんやっぱ俺のこと好きじゃないのかな…」
「恥ずかしいだけだよ!だってきょうこケンケンのこと大好きだもん!」