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High School

第11章 Class7.V-1GP No.1男は愛する者を警護せよの巻


「長野先輩入ってないね。」
「ハハッ!所詮オレ様には勝てないのさ!」
「去年は入ってるのに。」
順位表の隣には昨年のものも貼ってあり、比べることができる。
「もうももちのものになっちゃったから、みんな遠慮したんじゃないの?」
「そ、そうかな?」
「あ、やっぱ坂本先生入ってる!5位!」
「ホントだ~。にしてもうちのクラスランキング独占じゃん!」
「ムダにイケメン多いからね。」
「てか、坂本先生って人気なの?」
「当たり前でしょ~!嫌ってんのももちぐらいだよ。」
「別に嫌ってないよ。ただ居残りがダルイだけ。」
「いつまでも覚えないももちが悪いんじゃん。でも最近は長野先輩のおかげで居残り少なくなったじゃん!」
「まあね。それにしても坂本先生は入ってるのに何で入ってないんだろ?」
「だから長野先輩はももちのものだから…」
「じゃなくて、太一先生。」
「太一先生は美男子ってカンジではないからね。可愛い系じゃん。」
「あのさ、ももち、まさかとは思うけど…太一先生に投票した?」
「うんっ♪もちろん!」
「うわ~。爽やか副会長可哀想~。最低だな。」
「何で!?だって太一先生のがタイプドンピシャなんだもん!」
「先輩に言いつけるよ。」
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