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High School

第7章 Class5.ごーくんのライバルは誰!?の巻


試合が始まった。
ブイ学には勝ってほしいけど、応援すれば剛にキスされたいんだと勘違いされてしまうと思い、素直に応援できないももこ。

試合は、なんと3-2でブイ学が勝利してしまった。

「悪ぃな、長瀬。いただくゼ!」
「別に。俺、彼女いるし。」
「えっ!?そうなのっ!?」
「うちのマネージャー。」
智也はトキ高の女子マネージャーを指差して言った。
「よかったな、ももこ。彼氏できて。剛、次は負けねぇからな!じゃっ!」
智也はそう言って去って行ってしまった。

「さて、ちゅ~の約束!」
「約束なんてしてないじゃん!ごおちゃんが一方的にっ!」
剛はお構いなしにツカツカと近寄って来る。
健やきょうこも慌てて止めようとしたが、剛の暴走は止まらない。
「ちょっと!ヤだって!」
「いいじゃん!減るもんじゃねぇーしっ!」
ももこが必死に抵抗するも剛は唇を尖らせて強引にキスを迫る。

とその時、剛の頭を大きな手がガシッと掴んだ。
「困るな。俺の彼女にちょっかい出されちゃ。」
「なっ長野センパイ!」
そこには恐い顔で立っている博がいた。
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