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High School

第1章 Class1.恋人は爽やか副会長!?の巻


「何で呼ぶのに断りが必要なわけ?」
「“准様”って呼びなさいよ!大体アンタ准様に対して馴れ馴れしいのよ!准様はみんなのものなのに!」
「だって同じクラス委員だもん。しょーがないじゃん。」
「アンタ准様がクラス委員になったから狙ってなったんでしょ!」
「は?何であたしがそんなことしなきゃなんないの?岡田ファンクラブの会員でもないのに…」
「とにかく!抜け駆けは許さないから!」
そう言い放って教室を出るエリカ。
岡田ファンクラブの女子がももこの元に集まって来る。
「ヤバイよももちゃん!エリカ様に目つけられたら。大体何でそんなに岡田君と平気で喋れるわけ?」
「は?何で?」

顔で合否を決めてるのではないかとの噂がたってしまうほどイケメンの多いV6学園の中でも、他校の女子も見に来るほど学園いち美男子の准一。見つめられて失神した女子もいるとかいないとか。
准一と話すことができない女子も多い中、ももこは平気で准一と話す。時には机を向かい合わせにして委員会の話し合いをしている時にまじまじと顔を見つめ
「本当キレイな顔してるね。」
なんて研究してしまう余裕すらある。
クラスの女子はそんなももこに感心すらしている。
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