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High School

第3章 Class3.岡田君の憂鬱(-.-)の巻


ももこはきょうこに言われたあのことがどうしても気になって、放課後生徒会室に寄った。
そこでは会長と博が2人きりで仕事をしていた。
「ももちゃん!」
会長がももこの姿に気づき笑顔になる。
「どうしたの?今日の委員会会議室だよ。」
「いえ、その前にちょっと聞きたいことがあって…」
深刻そうなももこを不思議そうに見つめている博。
「あの、会長…」
「どうしたの?そんな顔して。何か悩み事?」
「長野センパイと、付き合ってたって本当ですか?」
「はぁっ!?」
会長も博も目をまんまるにして驚いている。
「何言ってんの?そんなこと1回もないし!ね、副会長?」
「あぁ…」
「そんなに心配しなくても、副会長のこと取ったりしないから大丈夫!それに私彼氏いるし!」
「そうなんですか!?」
「別の学校にね。」
「そうなんだ~。」
「会長の彼氏さんって同い年ですか?別の学校ってことは中学の同級生とか?」
「ううん、生徒じゃないの。」
「え?生徒じゃないって…」
「別の学校で教師やってる。」
「えぇー!!」
ももこと博が揃って驚いている。
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