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High School

第2章 Class2.memoly


快彦は3-Aの先輩女子と。

そして剛の番。
「次、35番!」
「ほ~い!」
立ち上がった剛は顔が真っ青になる。
ペアの相手は3-Aの学園いちブスと言われている女子。
「いや~ん!ごおくぅ~ん!」
巨体で剛に抱きつく。
「うぉー!!!やめてくれぇー!助けてぇー!」
そんな剛に坂本先生が一言。
「まぁ、頑張れ…」
「ももこー!何でオマエ35引かねぇんだよー!バカやろー!」
「知らないよ!」
「頑張ってね~!」
健はそんな姿を見て完全に楽しんでいる。

「はぁ。死ぬかと思った。なんとか唇奪われずに済んだ…」
戻って来た剛はぐったりしている。
「つーかおめぇーが35引かないから!」
「だから何であたしのせい!?」
「残念だったね~。ももちとイチャイチャできなくて。」
「うっせ!つーかオマエまだなの?」
「次…」

「次、47番!」
「はい!」
博が心の中で“来い!”と叫びながら立ち上がる。
「お~い!女子、47番は~?」
「…あ、あたしです。」
ももこが恐る恐る立ち上がる。
博の強い願いはついに届いた。
「じゃあ次のペア戻って来たら出発だから。前に出てて。」
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