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High School

第2章 Class2.memoly


その頃、2-Bの生徒達は…

「じゃあ女子と男子に分かれて!いいか~?オマエら。女子同士とかはいいけど男女間では呼ばれるまで絶対番号見せるなよ~!」
坂本先生が叫んでいる。

「きょうこ何番だった?」
「どうしよう…」
「どうしたの?」
「さっきチラっと見えちゃったんだけど、あたし岡田くんとペアみたい。ヤだよ~!エリカに何か言われんの~!」
「あら、そりゃ大変だ。」
「ももち交換…」
「ヤだよ~!これ以上准くんと関わったらそれこそ何言われるか!」
「じゃあさやちゃん…」
「えー!」
「さやちゃんなら彼氏持ちって有名だから大丈夫だよ!ね!お願いっ!」
「う~ん…しょうがないな~。」
「ありがとう!」

「じゃあ次、3番!」
「はい!」
同時に手を挙げたのはきょうこと健。
「健チャン…」
「あ!きょうちゃんと一緒だぁ♪」
きょうこの頬が赤らむ。
「やったじゃんきょうこちゃん!」
「アンタ知ってて交換したでしょ?」
「しっ知らないよ!」
「いいから早く行っといで!」
「お幸せに~!」

それからしばらくしてきょうこが健と戻って来た。
入れ違いで出発する准一とさやか。
「ちゃんとケンケンに抱きついた?」
「抱きつくわけないじゃない!」
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