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High School

第17章 Class10.初めてを僕に(〃^ー^〃)の巻


「センパイ。あたし…オッパイないよ。」
「は?」
「だから…ガッカリしないで…」
その言葉に博は拍子抜け。
「プッ!」
思わず吹き出してしまった。
「酷い!笑うなんて!気にしてるのに!」
「ごめんごめん!だって、可愛くて。」
博はももこの髪を撫でる。
「そんなことどうだっていい。ももちゃんだったら、どんなんだっていいよ。」
そう言うと博はももこの服の中に手を入れる。
ギュッと目をつぶるももこ。
「センパイ…」
ももこはゆっくり博の体に腕をまわした。
「博って呼んで。」
耳元で囁く博。
「博…センパイ…」
「だから、『センパイ』じゃなくて…」
「ひろしくん…」
「それでもいいや。…ももこ…」
博はそっとももこの服を脱がすと、自分もシャツを脱いだ。
男の裸を間近で見るのが初めてのももこは恥ずかしくて少し目を反らす。
「痛かったら、俺のこと蹴飛ばしていいから。」
博が耳元でそう言ったのを最後に、ももこは静かに瞳を閉じた。

その後のことは、よく覚えていない。
気づくと裸のままの博が隣で眠っていた。
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