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High School

第15章 Class9.聖なる夜に★の巻


二人は朝食を食べ終えるとレンタルビデオ屋に寄った。
「これだっけ?ももちゃんが好きって言ってた映画って。」
「はい。」
「じゃあこれも借りよう。」
何本か映画のDVDを借り博の部屋に戻った。

それから借りてきたDVDを順に見ていく。

ーどうしよう…この映画結構ラブシーン多いんだよなー
以前ももこが好きだと話していたので博が借りて来たDVDを手にし、鼓動が高なった。
外も暗くなってきたので緊張も高まる。

「いい映画だね。俺も好きだな。」
見終えると博はそう言ってももこを抱き寄せ、キスをした。
「あたし、もう帰らないと…」
「帰る?どうして?」
「もうこんな時間だし。明日学校だし…」
「今日は一緒にいるって約束したよね?」
「一緒にいたじゃないですか!」
博はわかってないなとばかりに大きな溜め息をついた。
「一晩過ごすって意味だよ。」
その言葉に固まるももこ。
「でもっ!制服家だし…」
「早めに起きて一旦帰ればいい。もちろん送っていくし。」
そう言ってどんどん密着してくる博。
「俺、もう我慢の限界だよ。クリスマスには、俺が本当に欲しいものをちょうだい。」
そう言って博はももこの体を優しくベッドに押し倒した。
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