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High School

第15章 Class9.聖なる夜に★の巻


そして自然とそれぞれの進路の話になった。
「オレ?秘密~。」
「何で?教えてよ!」
「剛の夢はおれと一緒だよな~!」
「何何?」
「てか一緒にやんの。岡田と3人で!」
「言うなよ!恥ずかしいな!」
「もしかして、今のダンスユニット続けるの?」
「うん!」
「俺は教師になる。」
「岡田!裏切んのかよ!」
「2人でやればいいじゃん。」
「しょ~がねぇな。俺が代わりに入るか。」
「井ノ原くんはビジュアル的に無理だって言ってんじゃん!」
「そういえばさ、ユニット名とか決まってんの?」
「Coming Century!」
「ダサっ!」
「考えたのコイツだから。」
剛が健を指差す。
「あたし応援するよ!」
「ありがとう!やっぱきょうちゃんはおれの女神だ!」
健が瞳をキラキラさせて言った。
「爽やか副会長の夢も叶うといいね!」
応援されて気分の良くなった健が博に言った。
「ありがとう。てか、副会長って呼ぶのやめてくれないかな?もう完全に後輩に引き渡したから、副会長じゃないし。」
「じゃあもう生徒会行かないんですか?」
「うん。」
「じゃあお弁当どこで食べれば…」
「あぁ、それは大丈夫。頼んでおくから。」
「さすが元副会長!」
「てかさ、新しい生徒会長って誰だっけ?」
「生徒会に入ったばっかりの2年生。」
「あたしエリカがなるもんだと思ってた~。」
「『岡田ファンクラブの会長だけで十分!』だってさ。」
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