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【ぬらりひょんの孫】転生は大変です

第9章 覚醒


「よしっ! ボクは有永さんを休ませるから、氷麗は鴆君をお願い!」
「はい!」

雪女はパタパタと足音を立てながら、廊下の向こうに姿を消した。
奴良リクオはそれを見送ると、私を保健室のベッドに寝かせた。

奴良リクオ……
いくら病人の為とは言え、滅茶苦茶な行動だ。
なんで、私にここまでしてくれるんだろ?
こんな滅茶苦茶な事は、大事な人とかが病気になった時に取る行動じゃないかな?

その突飛な行動の原動力が自分だとは知らず、私は胸の中で突っ込んだ。
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