第3章 さようなら最初の世界
「誰だっ!!!!」
と言われて向けられる拳銃
するとお母さんはバッと片腕を開いて私を守るような形になっている
なんでこういう事になったんだろう
ただドアを開けただけなのに....
震えが止まらなくなる
お母さんに守ってもらっているのに....
無言だったお母さんはじっと見つめている
怖くないのかな....
でも、きっと怖いよね....
「あの、すみません。ここはどこですか?」
さっきまで無言だったお母さんが話始めた
ちらっとあっちのほうを見るとびっくりしている
するとお母さんは何を考え出したのか
「やっぱりか....」
とボソりと呟いた
「....私達は異世界から来ました。」
え?異世界?
あの、トリップ?的な感じ?