• テキストサイズ

両片想い

第5章 俺も一緒に!!


梨沙
『真樹斗…そこまでして空手部に入りたかったんだね!』

真樹斗
「え?」

圭太
「は?」

そっかそっかぁ…そこまで入りたかったのか。
私が納得している隣で、何故かため息をついている二人。

梨沙
『ん? 二人ともどうしたの?』

圭太&真樹斗
「…別に。」

何故か不貞腐れている二人。
どうしたんだろう…
ま、二人が何でもないって言ってるんだし、いっか!

真樹斗
「うー…まだ少し肌寒いな…」

梨沙
『まぁ、まだ4月って言っても少し寒いからね。』

すると、真樹斗は私が首にかけていたマフラーをじっと見つめてきた。

梨沙
『どうしたの?』

真樹斗
「梨沙姉、そのマフラー俺に貸して?」

梨沙
『別に良いよ。はい。』

そこまで寒く感じていなかった私は、すんなりと真樹斗にマフラーを渡した。

真樹斗
「サンキュー! へへっ暖けぇ…」

真樹斗はマフラーに顔を埋めて喜んでいた。
そんなに嬉しかったのかなぁ。笑
/ 106ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp