第3章 真樹斗の存在
ー圭太sideー
下に降りて冷蔵庫を開けると、飲みもんが無かったから近くのコンビニまで買いに行った。
まぁ、本当に喉が乾いてたし、お茶買ってきたけど…
圭太
「何か、静か過ぎねぇ?」
確かに今日は普通に平日だし親は仕事。
俺達は午前中に学校終わってるから今、家に居るのは俺と梨沙だけだけど…
あまりにも静かだ。
何時もの梨沙なら、30分以上じっとはしてられないから、すぐに他の事をしだす筈。
だから騒がしいだろうとは思ってたけど…
圭太
「ま、いっか。静かなら…」
俺は買ってきたお茶をコップに注ぎ、それを持って自分の部屋へと戻った。