• テキストサイズ

両片想い

第3章 真樹斗の存在


ー圭太sideー

はぁ…またややこしい奴が増えやがった。

真樹斗は小さい頃から何時も梨沙の後ろに付いて回っていた。

梨沙は気付いてねぇみたいだけど、真樹斗は多分、今でも梨沙の事が好きなんだと思う。

…いや、好きなんだ。
さっき会ったとき、真樹斗の梨沙を見る目が好意に満ちていた。

梨沙
『………』

梨沙は、さっきから俺のベッドの上で漫画を読んでいる。
無防備に男のベッドで寝転びやがって…

…………………

飲みもんでも取って来よう…

梨沙
『圭太、どこ行くの?』

圭太
「飲みもん取ってくる。」

梨沙
『じゃあ私のもお願い!』

圭太
「はいはい。」

ったく、あんな笑顔で言われたら断れねぇだろうが。

/ 106ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp